躑躅森

ブログ初心者です。

4歳娘が大パニック

今日は長女次女共にインフルエンザワクチンを打ちにかかりつけの小児科へ。

 

少し早めに園にお迎えに行き、夫と4人で向かいました。

長女は走るのが好きで、よく電柱から電柱の距離をおとうさん(夫)と競争していました。

いや、本来は『道路では走らない』と教えているのですが、今日は許してしまいました。

 

「少しの距離なら問題ないだろう」という気持ちが甘かったのです。

 

6〜7メートル程先の電柱までタタタタッと走っていた長女、ちょうど小児科の駐車場に差し掛かるところでバタンッと派手に転んでしまいました。

 

うまく手から転んだので、顔や頭こそ打ちませんでしたが、ついた左手の小指から手のひらにかけて2箇所ほど擦りむいて血がにじんでいました。

結構な勢いで転んだことと、血が出たことで長女は大声で泣き叫びました。

 

どこか大きな怪我はしていないか確認し、大丈夫そうだったので、夫に長女をまかせて私は次女と先に病院の受付に行きました。

 

問診票を記入していると、長女をかかえた夫も病院内に入ってきましたが、長女の泣きはおさまらず、逆にヒートアップしています。

 

家を出る前に熱を測ってくるのをわすれたので、長女次女と熱を計りました。

泣き叫ぶ長女は36.3。

次女が、、37.5、、。

 

ん?これは、、

 

一度受付に問診票を出しましたが、やはり体温でひっかかり「時間をおいてもう一度計りましょう」と。

 

まだまだ泣き叫んでいる長女に、

「深呼吸してー。大丈夫だよー。」などと声をかけるも、「びりびりするー」「いたいー」「ゔぁぁーん」と一向に落ち着きません。

 

もうこれはパニック状態だし、なだめると逆効果。周りの視線も痛くて、夫に「外の空気吸わせてあげて。」と言い外にでてもらうことに。

 

そしてもう一度次女の熱を計るも37.6。

 

 

あ、これはあれだ。 

今日じゃない。今日はもう退散だ。

 

 

と、受付の方にお詫びをして帰ってきました。

「問診票渡しておきますので、また次回もってこられてくださいね。」と優しく接してくださいました。

 

次女は熱があるものの、食欲もあり他症状もないので大丈夫だろうと思いましたが、長女のパニックはまだおさまりません。

 

こんな時、親がパニックになるといけないと思い、冷静に声をかけますがとんと届きません。

そんなに痛かったのか、、そんなに大声で叫ぶほどに、、?

あぁ、我が子の気持ちがわからない。

 

わかろうとしていない、のかもしれない。

 

泣き叫ぶ長女を懸命になだめる夫。

 

あぁ、やっぱり私はダメな母親だ。

 

 

 

 

家に着いても、ずっと長女は泣き叫ぶ。

ついには「頭が痛い!」と言い出し、冷えピタを貼る。指を曲げたり伸ばしたりもできないらしい。

傷を消毒し、絆創膏を貼るのにも大絶叫で苦労した。

「深呼吸しよう。」

「一緒にしよう。いーち、にーい、さーん、、、」

落ち着かせようとすればするほど、長引いているような気がする。

 

少し落ち着きそうなタイミングで、もう一度打った場所、痛い場所を確認する。

 

とりあえず本当に頭は打っていないようで安心したが、一向に落ち着かない。

体全体に力を込めて震えたりもする。

パニックで過呼吸気味にもなっている。

 

 

傷は本当に大したことないし、青くなったり、変に曲がったり、腫れ上がったりもしていない。

正直、大袈裟だな、、と思ってしまう。

 

だけど、本人がここまで痛がるのなら何かあるのかもしれない、と念のために#7119へ電話してみた。

 

#7119

救急車を呼ぶか?病院を受診するべきか?迷った場合に相談できる番号である。

 

 

電話をすると、女性の方が出られ症状などを伝えました。

その間にも、電話越しに長女の泣き声が聞こえたのか

「かなり痛そうですね、診てもらえる病院を探しますね。」

と言って、近くの整形外科と連絡を取り合ってもらい受診することに。

 

 

待ち時間が長いらしく、電話から30分後くらいに病院へ向かうことになったが、その間に泣き疲れて長女は眠ってしまった。

 

そのまま寝かせようかとも思ったけど、夜の間に状態が悪くなる可能性も考えて、長女を抱えて病院へ向かいました。

 

このころには長女も落ち着いてきていましたが、傷の痛みの事を聞こうとするとやはり温度感が高くなりそうだったので、慎重に声掛けをしました。

 

先生に診てもらい、大きな怪我ではなさそうだけど、念のために数日後再受診してレントゲンを撮ることに。

看護師さんに改めて消毒をしてもらう時にまた大泣きしましたが、今度は長引くことはありませんでした。

 

帰りには「お腹が減ったー。」「ずっとグーグーなってるんだよねー。」と、ケロッとしており、長女次女ふたりとも夜ご飯もしっかり食べてくれました。

 

そして今、仲良く隣で寝ています。

 

長女、痛かったね。がんばったね。

次女ちゃんも、早くお熱下がるといいね。

 

 

 

おかあさんは、やっぱりダメダメだよ。

普通のおかあさんなら思わないこと、思ってしまうダメなおかあさんだよ。

 

嗚呼

夜が来て朝が来る。

 

今日も一日、有難う。